1.26

今日は1026人。
昨日は618人で、もしかしてこのまま収束するのでは?と少しでも思った自分がいたが、いい加減一日単位で感染者数に一喜一憂することはやめたい。
現在は過剰に情報が入るのでコロナの輪郭くらいは掴めているが、ペスト、黒死病が流行った時代はどうしていたのかと思う。正確な感染者数など知ることは不可能だった時代。そもそも原因も分からない中で、できることは家に篭って祈ることくらいだろうか。感染症が流行るたびに何年も縋る思いで人々が祈り続けたなら宗教がこれほど発達したのも分かる気がする。昔は神に祈り神様が生まれた。今はスマホを眺め何が生まれるのか。
昨日と今日は去年の有給消化で休みだった。家にいても気分が腐るので思い切って都内のビジネスホテルに宿泊した。ビジネスホテルが好きなのでコロナ前までは出張でよく使っていただけでなく、会社で終電がなくなったらたまに近所のアパホテルに泊まったりしていた。
ビジホにチェックインしたら近所のコンビニで食糧やタバコを買いだめして部屋に戻り、1人で食べるのが習慣になっている。1人でビジホに泊まる場合は間違っても外食はせずに部屋で食べる。
旅先の見知らぬ街でコンビニを探して夜中に歩いてる時は本当に自由を感じる。夏の上海に行った時も夜に1人で延々と歩いた。中国にIQOSの持ち込みができず、仕方なく現地のコンビニで中南海を買った。吸い殻だらけの汚い道路っぱたで吸った中南海がやたら美味かったのを思い出す。
コンビニという最低限の目的と、帰る場所があるという安心感に裏打ちされたリスクのない冒険が好きなんだと思う。こう書くとつくづく自分の小心に呆れる。
今日は昼前にチェックアウトして近場にあった健康ランドに行った。コロナは不安だったが、さすがにど平日の昼間なので空いているだろうという目算で行ったら意外に混んでいたのでびっくりした。ただ一様に皆静かに湯を楽しんでいた。おそらく地元の年寄りや夜勤明けの方々だろう。招かざる客はこちらの方だ。
帰りに東京ドームシティに寄ったがアトラクションの類が動いておらずライブ含めてイベントも一切やっていないので人がおらずゴーストタウンのようだった。
雰囲気は夜中の東京ドームなのに、辺りは完全に明るいので本当に白昼夢を見ている気分だった。東京ドームに限らず、東京の都心はだいぶ人が少ない気がした。これから大丈夫だろうか。