4.21

今日は843人。
ここに来て1日の全国感染者数が最多を更新した。おそらく国民の多く、少なくとも自分は冬が過ぎて暖かい春が来れば感染者も自然に収まりそのままフェードアウトというシナリオを思い描いていたが、完全に裏切られた展開だ。コロナは何とかなるだろうという無責任で楽観的な考えをことごとくぶち壊してくる。もう国民全員(少なくとも都市部の住民)が家に篭るか、もしくはワクチンを打ちまくるかしないと収まりそうにない。自然収束は許されないのだろう。ここまで無慈悲な疫病には痛快さや敬意すら感じるが、対する政府の場当たり的な対応にはヘイトが溜まるばかりだ。
1年で3回も発令される緊急事態宣言の何が緊急事態なんだろうか。1年に1度あるかないかの大雪警報の方がレアだ。
去年ほど国政を注視した年もなかったが、結局自民党は大多数の国民が人間として生活をしているリアルなイメージが持てないのだと思う。彼らの生きる世界は票田であり、世襲を続ける彼らにとって「人間」は自身や一族に何か恩恵をもたらす人のことだけを指すのだろう。この断絶は悪夢でしかないが、危機的状況が訪れるこの日まで放置し、何となく生活できるしいいかというノリで生きてきた俺やその他国民の責任も大きい。自民党だけでなく、国民のほとんどが自分に関係がなかったり、または害をもたらす人を想像する能力も余裕も失われているが現状だ。そんな自虐的なことを考えながら明日も出勤をするのだろう。