4.24

今日は876人。
明日からはまた緊急事態宣言が発令される。都内の多くの商業施設は自粛要請に従って閉鎖されるので、今日は駆け込みで新宿で開催されている「モンドリアン展」へ行った。本当は妻が5月のGWに東博で開催される「鳥獣戯画展」の予約していたのだが、緊急事態宣言で中止になり落胆&ブチ切れ、絶対に何か行きたい!と急遽前日にチケットを取ったということ同行した。
なので俺はモンドリアンが画家の名前であることや、あの四角のデザインが絵画であることも今回初めて知ったくらい無知だった。(タータンチェックみたいな柄の名前と思っていた)
ただ、実際に観てみると最初は何の特徴もない風景画を描いていたモンドリアンが時代の潮流の中で抽象画に目覚め、試行錯誤をしながら「コンポジション」にたどり着く様子がとても楽しかった。あの絵自体は点で見るとPCのペイントソフトを使えば誰にでも描けそうだが、線で見るといかに凄まじい完成度を誇っているかが分かる。その凄さはずっと見ていても飽きない普遍性と言ってもよく、今では「モンドリアン柄」として生活やデザインの一部に取り入れられていることが証明していると思う。
今までアート作品は、何の情報が無い状態で観ても心が動かされるものこそ凄いと思っていたが、そうではなく制作者がその作品にたどり着く工程や時代背景にも価値があり、それを含めて美術鑑賞の楽しみ方だと勉強になった気がする。
帰りは西新宿のロイホで食事して帰宅。最近は本気でロイホさえあれば外食は事足りるのではと思うくらい、全てのメニューが美味しく満足度が高い。唯一ネックは高いことか。2人で行って毎回7000円くらい払うのでガストやサイゼ感覚で行くことはできないが、苺のデザートがやっている間にもう一度くらい行っておきたいと思う。